普段着キモノを家で洗った後、しわが気になってアイロンをかけていました。
着物のアイロンかけ…着物自体は平面でかけやすいのですが、大きいし、夏場は暑いしでちょっと大変。
先日、着物で参加している語学講座で着物の話題になり、その時、韓国の先生が「着物って自分で洗えるものもあるんだね。アイロンはかけるの?…昔は布を石の上で叩いてしわをのばしてたわ。史劇(時代劇)とかのドラマで見たことない?」と話されました。
先生がおっしゃっていたのは、日本で言うと「砧(きぬた)」というものだと思います。 日本では明治時代ぐらいにはもうしなくなってしまったそう。
画YouTube[한국문화100] 애환이 깃든 다듬이질
([韓国文化100]哀歓が込められた砧がけ)より
※現在、動画が非公開になってしまい見れなくなっています。
([韓国文化100]哀歓が込められた砧がけ)より
※現在、動画が非公開になってしまい見れなくなっています。
私は今まで着物を洗った後、いつもは着物ハンガーにかけてから、両手ではさむように叩いてしわを伸ばしていました。
本来「砧(きぬた)」とは乾いたものを叩いてしわを伸ばすものだそうですが、「その技、使えるかも?!」で、「砧」のやり方を参考に応用してみました。
洗った後、軽く脱水をして(さすがに石台はないので)ダイニングテーブルの上でペシペシ。
手でやっていましたが、これでしわが伸びなかったら台所からすりこぎを持ってきて叩こうか、と思っていました
が、。。。難なく手で伸びました。
(砧の棒は丸い形ではなく、かまぼこ状で、平な所で叩く棒だそうです。)
着物ハンガーにかけてからするより、全体に伸ばせられて早いし楽でした。 あとは、着物ハンガーにかけて陰干しするだけ。
全体にしわ無く、綿特有のやさしい感じに仕上がりました。
선생님, 감사합니다. 先生、ありがとうございました
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