ウチの息子が不安障害(パニック障害・摂食障害)に。
ある頃から、朝、登校の支度をするものの、うずくまり、腹痛や呼吸が荒くなるなどで学校に行けなくなっていきました。
時には呼吸困難で死んじゃうんじゃないかと思うほど息ができずにいます。
食事も頑張って食べるものの、すぐに胃痛が襲い、だんだんと食べれなくなり、水すら飲めなくなりました。
内科受診したところ、胃壁からは出血がみられ、心療内科に紹介されました。
中学3年という事で進学の悩みかとも思ったのですが。。。「これ!」といった出来事があったわけでもなく。
特定の原因があれば親としては取り除いて学校に行けるようにしてあげたいものですが、担任の先生も思い当たるような事もなく、本人も決定打になるような思い出もなく。
パニック障害では、よく電車とか特定の場所で発作が起きがちですが、ウチの子、それが学校という空間でした。
学校に行かなければ、とりあえず、過呼吸発作で苦しむ事が少なくなります。
また、「歩けない…」と言われ、もしや!と思って家にある体脂肪計で測ってみた所
なんと「5%‼」
いや、さすがにこれはないだろう…最低値だよ…壊れてるのかな、と思い、私が同機で測ったところ「ぅわぉ‼ごもっともで…」な数値が出たので壊れてはいない様です(苦笑)
摂食障害で基礎代謝量のカロリーも摂れずにいたため、筋肉までもカロリー化されてしまったようで、歩くことも辛そうです。
パニック障害では死にはしません(本人は死ぬほど苦しいのですが…)しかし、摂食障害では命の危険性があります。
通学はドクターストップです。
こうなってくると、家族や祖父母の理解も必要です。
そんな時、役に立った一冊です。↓
パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ。 | ||||
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マンガなので、妹達もすんなりサックリと(時々笑いありで)読んでくれて、「お兄ちゃん、学校行かなくていいな~」的な目線もなくなりました。
本人も「そうそう、あるある」だそうです。上手く伝えれなかったことを代弁してくれました。
WISC-IV 知能検査 (ウィスク・フォー)の検査も役立ちました。
(この件については、また別記事で書こうと思います。)
そんな息子ですが、家では続けてピアノを弾いていました。
「ホールで思いっきり弾いてみたいな。」
で、市で「ホールでピアノを弾いてみよう」という催しがあったので、参加しました。
観客もいないので、思いっきりガンガン思う存分アニソン・ゲーソン弾きまくっていました(笑)
いい気分転換になったようです。
最近、芸能界でも若い方のこの話題聞きます。
私としては、こうなったからには仕方ない。現実受け止めて、見守っていこうと思います。
ゆっくり体も心も休めて、「克服しよう!」と力まず焦らず、この症状とうまく折り合いをつけて共存していく感じていけば、いつか「あれっ?」ってなおっているんじゃないかな。
WISC-IV の結果を見ながらスクールカウンセラーの先生も「治りますよ。ゆっくり時間をかけてね。」とおっしゃっていたし。
私も治る事のない腰痛と仲良く生きていますし。(←関係ないか~
息子は今、先ほど紹介した本の中にもありましたが、
「世界を敵に回してでも休め」(←御意!!!)の時です。
共にいこう。
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